このページでは、主要な新聞、およびその他のメディアからの、盲導犬・聴導犬・介助犬に関するニュースの抜粋をお送りします。
可能な限り、URLの紹介も行いますが、なかにはウェブ上には掲載されていないニュースや、すでにURLが無効になっているものがあるかもしれませんので、ご了承ください。
また、記事中に補助犬という単語が登場しても、文脈から考えて補助犬と関連性が低いと判断した記事は掲載していません。なお、このページでは、補助犬に関するニュースすべてを網羅することはできませんことを、予め申し添えておきます。
盲導犬パピーの命名式=ペディグリー
(
時事通信―2007年9月3日
)
ドッグフードのペディグリー(マスターフーズリミテッド)が募集していたパピーの愛称が決まり、日本盲導犬総合センターで命名式があった。
2002年10月に
身体障害者補助犬法
が施行されて5年が経とうとしているが、補助犬の入店拒否や障害者を雇用する企業の受け入れ拒否が後を絶たない。また、補助犬の育成、普及も進んでいない。同法改正の動きがある。
盲導犬のサポーターに 育成センターがポイント制 寄付の使い道実感=栃木(
読売新聞―2007年9月1日
)
8月から、栃木盲導犬センターでは「もうどうけんサポーター制度」を開始した。会員登録するとカードが発行され、寄付などでポイントがたまる。
ポイントが一定数たまると
ミルクの財源程度の寄付をした「ミルクサポーター」や、犬に接種するワクチンを買える程度の寄付をした「ワクチンサポーター」などのシールが送られ、自分の寄付やグッズ購入などがどれくらいの成果につながっているかを実感できる。
街かど:盲導犬と平家踊総踊り /山口 (
毎日新聞下関版―2007年8月29日
)
26日、下関市の「馬関まつり」のフィナーレを飾る平家踊総踊りに
盲導犬ユーザーの
北崎美枝子
さんと
渡辺由香
さんが、盲導犬を伴って参加した。
2人は「盲導犬ボランティア・エールの会」の列の先頭を盲導犬と共に歩いた。
[オフのイチ押し]だるま彫刻画 悟りを追求
田中恭一
さん76(
読売新聞―2007年8月28日
)
日本で初めて角膜コンタクトレンズを開発した技術者であり、「だるま絵」の彫刻師でもある
田中恭一
さんはこれまで、チャリティーの個展を3回開いた。「目の不自由な人のために」と日本アイバンク協会や盲導犬協会に寄付してきた。
防長評論:介助の志 /山口(
毎日新聞山口東版―2007年8月27日
)
介助犬育成を目指す会の会長・
手島芳子
さんが講演を行ない、「一歩踏み出す勇気を」と題して現況を語った。
盲導犬は全国に950頭ほどいるが、介助犬はわずか35頭ほどという。
実際に介助犬が冷蔵庫の扉を器用に開けてペットボトルを取り出すなどの実演もあった。
盲導犬:犬も音楽鑑賞 「理解深めて」とコンサート−−別府 /大分(
毎日新聞―2007年8月27日
)
26日、大分盲導犬協会主催の「ふれあいコンサート」が、別府市中央公民館であった。これは、賢い盲導犬を肌で知ってもらおうと企画されたもので、今年で5回目。犬たちはおとなしく横になりバイオリンとオカリナの調べを聞いた。
25日、盲導犬ユーザーの
萩原俊子
さんが、ハンディを乗り越え前向きに生きる秘訣についての講演を藍住町矢上の障害者福祉ホーム・リズムで行なう。
萩原
さんは3年前から、病気や障害に負けない強い心を持ってほしいと、200回以上の講演を県内外で行なってきた。6年前に失明し、今年3月から盲導犬キュンと暮らしている。
「悩みの種は年金」=厚労相が小学生と交流(
時事通信―2007年8月22日
)
22日から各省庁で始まった「子ども霞が関見学デー」で、厚生労働省では、盲導犬など補助犬と触れ合うコーナーや、年金のクイズを交えたすごろくのコーナーなどを設置。同日は保護者を含む415人が同省を訪れた。
介助犬の仕事を紹介 読売新聞記者、神戸で小中学生60人に=岐阜(
読売新聞―2007年8月21日
)
20日、介助犬ユーザーで読売新聞中部支社の記者
館林千賀子
さんが町福祉推進委員と小中学生を対象に講演を行なった。
実際にボールペンを落として介助犬が拾う実演もあった。
盲導犬:米沢の本多建設、育成の募金呼びかけ /山形(
毎日新聞―2007年8月20日
)
米沢市徳町の本多建設(
本多和彦
社長)で19日、「お客様感謝祭」があり、盲導犬育成のための募金を呼びかけた。会場の一角に「盲導犬とのふれあいコーナー」を設置。募金は栃木盲導犬センター(宇都宮市)に送られる。
盲導犬:識別にICチップ、7割埋め込みへ 検疫、最長半年→半日(
毎日新聞―2007年8月19日
)
盲導犬にマイクロチップを埋め込むことで、盲導犬の検疫の手続きが簡略化され、盲導犬ユーザーの海外渡航が容易になる。これまでは帰国時に狂犬病にかかっていないかの確認のため盲導犬が検疫所で最大180日大気させられることもあった。マイクロチップは専用の注射器で獣医が首の皮膚下に注入する。健康への影響は稀で、一度埋め込めば一生使える。
チャリティーの輪にぎやかに広がる 24時間テレビ、県内でも=岩手(
読売新聞―2007年8月19日
)
「24時間テレビ30『愛は地球を救う』」のチャリティー番組に合わせ、盛岡市のイオン盛岡ショッピングセンター(
SC
)と、宮古市の宮古湾温泉マースをメーン会場に、さまざまなイベントが行われた。収益金は福祉車両の贈呈や、盲導犬、介助犬の普及支援などに充てられる。
シンシア基金:近鉄百貨店が150万円を寄託 /大阪(
毎日新聞―2007年8月18日
)
17日、近鉄百貨店が毎日新聞大阪社会事業団
「シンシア基金」に150万円を寄託。
補助犬の普及や理解促進などに役立てる。
コンサート:夢や希望の力信じ 盲導犬と暮らす
前川
さん、弾き語り−−神戸 /兵庫 (
毎日新聞阪神版―2007年8月18日
)
17日、盲導犬ユーザーで音楽家の
前川裕美
さんが神戸市立盲学校でコンサートを開いた。自身の体験談やピアノの弾き語りに集まった200人が聞き入った。
盲導犬や視覚障害者への理解推進を図る講習会が17日から19日まで、関西盲導犬協会と市駐車場公社の主催で開かれる。映画「クイール」で主役の犬を演じた、ラフィーとも触れ合える。盲導犬の役割やバリアフリーの社会について学習できる。
盲導犬訓練士を体験 富士宮(
SBS
―2007年8月12日
)
富士宮市にある日本盲導犬総合センターで一日体験教室が開催された。盲導犬訓練士が講師となり、参加者は盲導犬に基本動作を教える方法やハーネスの着け方、アイマスクを着けての歩行体験などをした。
9月3日に開催される「第15回 富士平原盲導犬育成チャリティゴルフ大会」では、ゴルフを楽しみながら盲導犬についての理解を深めることができる。締め切りは8月13日まで。
盲導犬ユーザーがボランティアと共に、阿波踊りに踊り込む。
視覚障害者が盲導犬と一緒に元気に演舞場へ踊り込む姿は毎年、観客から大きな拍手で迎えられている。
8日に、全国盲導犬施設連合会とAHBインターナショナル株式会社は国内の盲導犬にマイクロチップを埋め込む計画を発表した。
バリアフリーコンサート:みんなで音楽楽しもう 12日、阿倍野区民センター /大阪(
毎日新聞―2007年8月7日
)
12日に大阪市阿倍野区の区民センターで開かれる「もっと気楽にバリアフリーなコンサート」で、収益金の一部が補助犬の育成支援のために寄付される。
このほど、亀岡市の
NPO
が、地元産の米粉を使った「クイールサブレ」を完成させた。同市内で盲導犬クイールが訓練を受けたことから、クイールを象ったクイールサブレを亀岡の観光振興や地域活性に繋げようという狙い。売り上げの一部は盲導犬の育成支援のために寄付する予定。
ボランティア入門講座:盲導犬の役割と活動学ぶ−−南あわじの小中学生ら /兵庫(
毎日新聞淡路版―2007年8月1日
)
7月31日、小中学生やその保護者等が盲導犬の役割や活動について学習した。講師は兵庫盲導犬協会神戸総合訓練センター啓発部主任の
渡辺としこ
さん。実際の盲導犬によるデモンストレーションもあった。また、盲導犬を見かけたら触らない、食べ物をやらないなどの注意点に関する説明もあった。